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腎臓センター外科部門(腎臓外科)【アニュアルレポート】

1.スタッフ(2024年4月1日現在)

科長 (教授) 岩見 大基
外来医長 (助教) 西田  翔
病棟医長 (病院助教) 南園 京子
医員 (病院助教) 中尾 俊雅
大山 雄大
(教授) 佐久間康成(兼)
(講師) 日向 泰樹(兼)

2.診療科の特徴

  1. 腎臓センターの外来部門を担当している。
  2. 腎臓センターでは内科部門、外科部門の連携により、腎炎から透析、腎移植に到るまでの一貫した総合的な腎臓病治療を行っている。こうしたセンターは、わが国において稀少である。
  3. 腎移植、腎不全外科(腎不全の診療に必要な外科治療や腎不全に伴う合併症の外科的治療、透析のためのバスキュラーアクセス造設など)、透析治療に伴う透析腎癌に対する外科治療、腎血管性高血圧、腎動脈狭窄、動脈瘤等の血管病変に対する腎血管外科などを診療の主な対象としている。
  4. 腎移植は生体腎移植、献腎移植に取り組んでいる。
    生体腎移植ではABO血液型不適合移植や抗ドナー抗体陽性腎移植の他、同所性腎移植など外科的特殊例にも適応を拡げている。また透析導入前の先行的腎移植も積極的に進めている。
  5. 低侵襲手技(後腹膜腔鏡下手術)の開発に積極的に取り組み、腎尿路手術にこの手技を導入している。
    腎移植における生体ドナー腎採取術にもこれを採用している。
  6. 腎臓センター発足後、紹介患者を中心に診療患者数は着実に増加している。手術件数をみると腎不全外科領域ではバスキュラーアクセス関連が年間200~300件を数え、その多くがトラブルの紹介例、人工血管移植例となっている。またCAPD関連手術も約30件を実施している。腎移植は年間3540件を施行し、国内でも有数の施設として発展しつつある。また外来治療を継続している腎移植患者数は500名以上となっている。
    外来では、その他の腎臓疾患、副甲状腺手術関連の紹介患者が多い。
  7. 診療は日本泌尿器科学会専門医、指導医、日本移植学会移植認定医、日本泌尿器内視鏡学会技術認定医、日本臨床腎移植学会腎移植認定医によって行っている。

認定施設

  • 日本臨床腎移植学会

専門医、指導医

日本泌尿器科学会 専門医 岩見 大基
西田  翔
大山 雄大
日本泌尿器科学会 指導医 岩見 大基
日本外科学会 専門医 西田  翔
南園 京子
中尾 俊雅
佐久間康成
日本外科学会 指導医 佐久間康成
日本泌尿器内視鏡学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医 岩見 大基
西田  翔
大山 雄大
日本内視鏡外科学会 技術認定医 岩見 大基
佐久間康成
大山 雄大
日本肝胆膵外科学会 指導医 佐久間康成
日本臨床腎移植学会 腎移植認定医 岩見 大基
西田  翔
中尾 俊雅
佐久間康成
日本移植学会 移植認定医 岩見 大基
西田  翔
中尾 俊雅
佐久間康成
日本消化器外科学会 専門医 佐久間康成
日本消化器外科学会 指導医 佐久間康成
日本癌治療認定医機構 認定医 佐久間康成
American Society of Transplantation Member(米国移植学会) 岩見 大基
The Transplantation Society Member(国際移植学会) 岩見 大基

3.診療実績?クリニカルインディケーター

1)新来患者数?再来患者数?紹介割合

新来患者数 135人
再来患者数 4,372人
紹介割合 91.5%

2)入院患者数(病名別)

病名 患者数
生体腎移植レシピエント 31
献腎移植レシピエント 2
腎移植ドナー 31
腎腫瘍 6
副腎腫瘍 1
腎移植後腎生検 等 213
合計 284

3-1)手術症例病名別件数

病名 人数
慢性腎不全、腎移植 33
腎移植ドナー 31
慢性腎不全(アクセストラブル等) 177
腎腫瘍 6
その他 37
合計 284

3-2)手術術式別件数、術後合併症件数

病名 症例数
生体腎移植 31
献腎移植 2
腹腔鏡下移植用腎採取術 31
鏡視下腎生検 8
開放腎生検 2
腹腔鏡下根治的腎摘術 4
開腹腎摘除術 2
バスキュラーアクセス関連 177
ペリトネアルアクセス関連
デブリドマン 3
膀胱尿管新吻合術 9
その他 15
合計 284

4)カンファレンス

*火曜日:症例カンファレンス、移植関連カンファレンス
*木曜日:抄読会 (免疫抑制療法、移植腎病理等)

4.2024年の目標?事業計画等

  1. 腎臓センターの治療内容を透析施設、透析患者に対して広く情報提供し、県内外からの患者の増加を図る。
  2. バスキュラーアクセス、ペリトネアルアクセス関連手術を行える専門外科医の育成に努める。
    増加する腎移植希望者に対応するため、スタッフ、移植専門医、コーディネーターの増員と育成に取り組む。
  3. 地域における腎不全治療レベル向上のため、献腎移植の推進に取り組む。
    栃木県臓器移植推進協会、栃木県移植コーディネーターと協力し、献腎増加のための一層の活躍と啓発を進める。
  4. 腎移植外来の円滑な運営を図る。
  5. 腎移植長期生着のための研究を進める。
  6. 腎臓、上部尿路手術における低侵襲手技(鏡視下手術)のさらなる改良と開発。

5.過去実績