重症心不全治療部【アニュアルレポート】
1.スタッフ(2024年4月1日現在)
医師
部長 | (学内教授)(兼) | 相澤 啓 |
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医員 | (教授)(兼) | 川人 宏次 |
新保 昌久 | ||
今井 靖 | ||
塩田 勝利 | ||
(准教授)(兼) | 荒川 衛 | |
(特命准教授)(兼) | 原田 顕治 | |
(講師)(兼) | 小森 孝洋 | |
村岡 新 | ||
(助教)(兼) | 阿久津博之 | |
(臨床助教)(兼) | 堀越 崚平 | |
看護師長(兼) | 太田 信子 | |
田邉由美子 | ||
主任看護師(兼) | 前沢 幸代 | |
笹井 香織 | ||
飯塚 由佳 | ||
看護師(兼) | 野口 康子 | |
主任臨床工学技士(兼) | 繁在家 亮 | |
臨床工学技士(兼) | 鳥越 祐子 | |
関野 敬太 | ||
主任管理栄養士(兼) | 川畑 奈緒 | |
理学療法士 | 中川 康宏 | |
薬剤師(兼) | 海老沼慶一 | |
高倉 祐希 | ||
臨床心理士(兼) | 山本 理栄 | |
患者サポートセンター医療福祉相談室 MSW(兼) | 角田 圭佑 |
2.重症心不全部の特徴
認定施設
認定植込型補助人工心臓実施施設
Impella補助循環用ポンプカテーテル実施施設
認定医
植込型補助人工心臓実施医:川人 宏次
植込型補助人工心臓実施医:相澤 啓
3.診療実績
3-1)重症心不全症例に対する治療
2023年は重症心不全症例に対しIMPELLA-CPを18例、IMPELLA-5.5を4例に使用した。特に2023年は手術死亡率20-30%と言われる急性心筋梗塞後の心室中隔破裂(VSP)4例に対してECPELLA(IMPELLA+ECMO)での管理を行い、全身状態を改善させたのちにVSP閉鎖を行い全例救命するなど、IMPELLAの適応を拡大し、さらなる患者救命率向上に努めている。
3-2)日本臓器移植ネットワーク移植希望者登録:
2015年以降移植登録をされた症例のうち5名が心臓移植に到達しています。
3-3)体内植え込み型補助人工心臓患者外来管理:
2名
4.2024年の目標?事業計画等
近年の重症心不全治療は急速に進歩しており、救命率も向上してきている。今後も重症心不全症例に対する薬物療法、機械的補助など治療選択を広げ、当院の心不全治療をより高度なものに発展させたいと考えている。