地域医療?家庭医療?総合診療などの実践経験を踏まえ、さらに優れた能力を身につけるとともに、この分野の人材育成に取り組むための教育?指導?評価や、企画?調整能力の涵養を図り、将来、医育機関や地域の中核的医療機関での指導教育に当たる指導者を養成する2年間のプログラムです。
研修内容には、診療のほか、研修医?学生?生涯教育の実践、研究活動の実践が含まれます。プログラム参加者の事情によって、ローテート研修(含む技術研修)、院外地域医療活動、海外短期留学をオプションで計画することができます。
プログラム参加者は、外部評価者を交えた評価委員会において定期的に評価を受けます。研修中の身分について、都道府県庁?市町村などの身分を持ったままの派遣や、出向など、多様な形態での受入について相談に応じます。自治医大卒業医師などで身分に制約のある医師の実績もあります。雇用形態は、地域医療学センター(総合診療部門?地域医療学部門?地域医療人材育成部門)や附属病院総合診療内科などでの雇用、または都道府県や出身病院の身分の継続など、状況に応じて検討が可能です。2010年度から、?治医?に勤務する場合は、6ヶ?以上附属病院総合診療内科の診療にあたっていただくことになりました。
当コースに所属する2年間は、研究生としての学費は免除します。詳細は、事務局(chiikikenshuu jichi.ac.jp)にお問合せください。