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成人先天性心疾患


成人先天性心疾患


成人先天性心疾患とは

先天性心疾患は子供の病気と思われていましたが、
県内小児医療センターの整備、小児科/新生児科?小児心臓血管外科や麻酔科、
臨床工学技士や看護スタッフすべての技術向上に伴い多くの子どもたちが成人になっています。
手術の有無を問わず、先天性心疾患を持つ成人患者さんの数は全国で50万人を越え、
小児患者さんの数を大きく上回ることが知られています。
こうした成人になられた患者さんたちは小児患者さんと異なるさまざまな特徴やニーズを持ち、
「成人先天性心疾患:Adult Congenital Heart Disease(ACHD)」と呼ばれるようになっています。

ACHDは手術を受けられた患者さんが大多数で、軽症疾患の多くの方々は問題なく経過していらっしゃいますが、
中には未治療のままの方や手術後の成長に伴う問題や長期経過したために新たに生じた問題を抱えた方々もいらっしゃいます。
また適切な受診から離れてしまった方々も少なくありません。

成人先天性心疾患患者さんの特徴として、
小児期に手術を受けた方々の中には、チアノーゼなどの症状はなくなり、内服薬もなく経過されている方が多い一方、
長年の経過に伴って遠隔期(慢性期)後遺症(合併症、遺残症、続発症)として成人期に追加手術?再手術が必要となったり、
成人期の疾患(弁膜症、大血管疾患、冠動脈疾患、不整脈など併存症)に罹患される方々や女性患者さんでは
妊娠?出産などについての悩みをお持ちの方々も増えています。

このような背景を持つ「成人先天性心疾患」は、さまざまなニーズに合わせたテーラーメイド医療が必要です。
そのために循環器内科と心臓血管外科を統合した新たな領域が必要となり、受診される患者数も増えています。
さらに埼玉県には小児期から県内で治療を受けていらっしゃる患者様だけでなく、都内で治療を受けた患者様や、
地方での治療後、進学?就職/転勤?結婚などを機会に本県にお住いの方々も増えています。
こうした方々も適切な経過観察?診療を継続することが大切です。
今回新たに整備された「心臓血管センター」はこうした診療に適した部門と言えます。



成人先天性心疾患の診療?治療について


ACHD診療には患者様の過去の治療歴を元に適切な治療プランの作成が必要です。
2021年7月より新規開設された「成人先天性心疾患外来」を中心に、当院循環器内科?心臓血管外科での豊富な診療経験を融合し、
患者様一人一人に合った診療?治療方針を決定、経過観察?内服薬治療?カテーテル治療?手術などを検討致します。
さらに院内関連各部署や他の県内外施設とも連携を進めます。

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