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診療科のご案内

冠動脈疾患へのカテーテル治療について


経皮的冠動脈形成術(Percutaneous coronary intervention: PCI)


経皮的冠動脈形成術は狭くなった冠動脈にバルーン(風船)をあてて拡張し、ステント(金属のメッシュ)を入れてくる治療になります。

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Yamamoto K, et al. Int Heart J 2018;59:399-402より引用


以下に冠動脈形成術の手順を示します。




手順1.

十分な局所麻酔(痛み止め)の後、末梢動脈(橈骨動脈、上腕動脈、大腿動脈)のいずれかを細い針で刺すところから始まります。
この時、チクッという痛みを感じると思います(採血等と同様の痛みです)
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上記の部位にシースという逆流防止弁のついた細い管を入れて、そのシースからカテーテルを心臓の血管に向けて
進めていくことになります。通常の経皮的冠動脈形成術は橈骨動脈から行っています。
高難度の治療については大腿動脈を使用することが多いです。




手順2.

狭くなった部位(狭心症等の原因となる部位)にガイドワイヤーという細い針金を通します。

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手順3.

次にガイドワイヤーに沿わせて病変部位をバルーンで拡張します。

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手順4.

バルーンで拡張した部位にステント(金属のメッシュ)を留置して治療を完成させます。

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尚、通常の狭窄病変はバルーン(風船)で拡張することが可能ですが、石灰化といって動脈硬化が非常に進行した状態では
通常のバルーンで拡張することができません。高度石灰化病変に対してはロータブレーターという特殊な機器を用いて治療を行います。
当院ではこのロータブレーターを用いた治療をとても得意にしています。


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カテーテル治療は局所麻酔で行います。治療に要する時間は1時間から2時間です。
橈骨動脈から行った場合は治療後すぐにトイレまで歩行が可能です。
当院ではカテーテル治療は三泊四日入院で行っています(前日入院、カテーテル治療当日、翌日採血等で確認、翌々日退院)。

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