厚生労働省による充実段階評価において
2018、2019、2020年でS評価をいただきました
2002年に県内5番目の救命救急センターとして認可された自治医科大学 附属病院 救命救急センターですが、救命救急センターの評価において、S評価をいただきました。
救命救急センターの評価は、厚生労働省により1999年度から行われているものですが、より高度な救急診療レベルと地域連携などが求められる中、2018年よりA, B, C評価に加えあらたにS評価が新設されました。
評価内容は45項目に及び、救命救急センター自体の充実度はもちろんこと、各科との連携やチーム医療体制、薬剤師や臨床工学士の常駐など詳細な要件が列記され、とりわけSクラスは100点満点で90点以上が求められます。
このような厳しい条件故、全国289ヶ所の救命救急センター中、S評価は25都道府県(栃木県以北ではなし)、計68ヶ所(約23%)に留まりました(図1)。
にもかかわらず当施設がS評価を戴けたことは、これもひとえに大学?病院関係者のご理解と、院長をはじめ病院事務担当のご努力、さらに各科のご理解とご協力の賜と、スタッフ一同心より感謝しております。
得てしてこのような過分な評価を戴くと、世間から厳しい目が注がれるのは必定であります。またS評価自体も年々評価基準が引き上げられることが告示されております。
自治医科大学附属病院救命救急センターといたしましては、これまで以上に、日々の診療とMC体制の充実、および医療安全を心がけ、さらにハイブリッド初療室、ヘリポートの整備などをおこない、栃木県の救急医療体制維持に貢献するとともに、県内外への自治医科大学のプレゼンスの確保に専心する所存です。
図1
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