日本外傷データバンクへの外傷患者登録と登録データを用いた臨床研究
研究の対象 | 研究が許可されてから2021年3月までに、重症外傷のため当院に入院された方 |
研究期間 | 許可決定日?2026年3月31日 |
研究目的?方法 | 重症患者さんに行っている診療とその結果に関する情報を、日本救急医学会と日本外傷学会が日本外傷データバンクとして全国規模で広く集積することで、各施設における外傷診療のデータを全国データと比較することにより各参加施設における診療の現状を明らかにし、診療の質向上に寄与することを目的とします。 さらに、 集積された全国データを分析することで、どの診療行為が予後を改善し得るか明らかにすること、診断精度の向上、予後予測指標の作成などの研究を実施することによって、本邦全体の外傷診療システム向上に寄与することを併せて目的としています。 研究実施期間は、許可されてから2021年3月までの予定です。 |
研究に用いる試料?情報の種類 | 個人が特定できる情報(氏名、住所、生年月日など)は除外した形でデータ収集を行います。研究に用いる患者様情報の種類は以下の通りです。年齢、性別、受傷日時、受傷原因、受傷現場および病院到着時のバイタルサインおよび処置、既往歴、検査所見、救命処置、輸血の有無、手術の有無、診断名、合併症、入退院情報(入院先、入院日数、退院先、死亡) などです。 これらの情報は別の研究でも使用される可能性がありますが、その場合には改めて情報公開を行います。 試料?情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方が拒否される場合には研究対象としませんので、その場合には文書の最後にある本学研究責任者までお申出ください。 |
外部への試料?情報の提供 | 登録は、本学のパソコンからインターネットを用いた入力により行います。個人が特定できる情報(氏名、住所、生年月日など)は除外した形でデータ収集を行います。データの紛失、改ざん、漏えいなどを防ぐために、データベースへのアクセスは ID とパスワードにより適切に管理しています。匿名化データは、多施設からの全データを集約したサーバーに保管され、日本救急医学会?日本外傷学会が監督します。研究する際に、サーバーからデータを抽出して解析を行います。なお、データセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。 |
研究組織 | 研究代表者: 日本外傷学会 トラウマレジストリ検討委員会 委員長 防衛医科大学 防衛医学研究センター外傷研究部門 教授 齋藤大蔵 日本外傷データバンク参加施設(261 施設予定)別紙資料PDF「JTDB 参加施設」参照 |
お問い合わせ先 | 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料?情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方が拒否される場合には研究対象としませんので、その場合には下記の本学研究責任者までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。 照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先: 研究責任者:自治医科大学救急医学 伊澤祥光 所 在 地 : 栃木県下野市薬師寺3311-1 電話番号: 0285-58-7395 研究代表者:防衛医科大学 防衛医学研究センター外傷研究部門 教授 齋藤大蔵 苦情の申し出先:自治医科大学臨床研究支援センター臨床研究企画管理部管理部門 電話:0285-58-8933 |
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