産学連携
産学連携活動
当部門では、新規医療技術の実用化を目指して、積極的に産学連携活動を行っております。アカデミアの持つ医療ノウハウと、産業の持つ工業技術や科学技術を融合させることで、社会に還元できる革新的な成果を目指します。
産学連携の形態
産学連携活動には、いくつかの形態があります。共同研究(大学と企業が共有)、受託研究(企業主導)、寄付講座(大学主導)などです。条件を満たせば、共同研究で、講座(共同研究講座、他大学では社会連携講座と呼ばれることもあります)を設置することも可能です。
共同研究
共同研究では、大学と産業(企業)が、共同研究契約に基づき、互いが独自に持つノウハウやリソース(設備、人材、資金など)を出し合い、目的や内容を明確にして、共同作業で研究を行います。必要があれば、企業の技術者、研究者が、大学に常駐して、研究を行うことも可能になります。
それぞれが単独で行っても得られない成果を得ることが可能になります。通常、その成果は、特許申請がなされ、やがて科学論文などの形で公表されることになります。
目的や内容は、基礎研究の場合もありますし、臨床研究になることもあります。共同で研究チームを組成して、グラントの申請を行うこともあります。臨床研究の場合は、PMDAとの相談を経て、医師主導治験もしくは企業治験を行うことがあります。学内の臨床研究支援の専門家のサポートを受けることもできます。