多種多様な医療機器が揃うシミュレーションセンターなど、病院が一丸となって良い医療者を育成しようという雰囲気を感じます

総合診療内科を始めとする内科系に強い病院での研修を希望し、学閥がなく、全国から研修医が集まっていることが決め手になり、自治医科大学附属病院を研修先に選びました。入職すると、設備の充実度が非常に高く、最先端のシミュレーションセンターがあり、研修の環境として、想像していた以上に優れていると感じました。

将来は内科医を目指しており、内科系の診療科を6カ月間ローテできる基本プログラムで、早い段階から幅広く学んでいます。入職前に、ローテーションの希望をアンケートで回答。しかし、1年目に希望する診療科が入っておらず、メンタ ーの先生に相談すると、すぐに卒後臨床研修センターを通じて変更してくれたのです。そのフィードバックの早さに、メンターの先輩をはじめ、「人材育成に手厚い」態勢を実感しました。今は、学んできたことを、患者さんに還元できるよう日々がんばっています。それがやりがい、仕事へのモチベーションにつながっています。

幅広い診療科、専門医の多い臨床現場での研修、自分の方向性を決めるには、最高の環境です

自治医科大学附属病院は、特定機能病院のため専門医が多く、幅広い診療科で最先端の医療に携われることが第一の魅力です。また、栃木県の基幹病院でもあり、多彩な症例を診ることができるのも、研修先を決める時のポイントです。内科志望で、幅広く診療することが目標で、ローテーションしている診療科の先生方から、一人前の医師になった頃には、診療科の垣根を越えて診療できる指導をしていただくことができています。

研修で出会う先生方は、知識も技術も豊富な方ばかりで、なかでも患者さんに合わせてきめ細かく薬剤を選択していた先生に対して、私もこうありたいと目標にしたい先生でした。さらには、診療科のどの先生からも、その診療科の面白みを教えてくださるので、今後の進路選択に迷ってしまうほどです。将来の方向性が決まっている人も、そうでない人も、専門性の高い当院での研修をお勧めします。

子ども病院を併設する、全国でも数少ない大学病院で、熱心な先輩方に囲まれ、充実した研修生活を送っています

自治医科大学附属病院のオンライン説明会に参加し、その後、見学会に参加したところ、雰囲気の良さや、小児科に興味があり「とちぎこども医療センター」が併設されていること、出身大学ではなく異なる環境の病院を見てみたかったので入職しました。ローテーションは、循環器内科にも興味があり、１年目で小児科?小児外科?循環器内科のほか、さまざまな診療科を回れるようにしました。

現在、血液科をローテ中で、先生?上級医は忙しいなかでも、研修医の疑問に対して、たいへんていねい、かつ、いろいろと教えてくださり、日々の学びがとても充実しています。入職して日が浅く、緊張することも多いのですが、住まいのレジデントハウスはキレイで住みやすく、昼食時間をしっかり確保できて、職員食堂で栄養バランスの良い食事を摂ることができ、休日には、趣味の野鳥観察で構内の林を散策。九州を初めて離れましたが、充実した研修医生活を送っています。

エビデンスに基づいた、質の高い、安心安全な医療をしっかりと学べる環境です

小児心臓血管外科医を目指し、「とちぎ子ども医療センター」を併設する自治医科大学附属病院の見学会や、全国の医学生対象の夏季セミナーに参加しました。病院全体の印象では、学閥がなく、コメディカルとのコミュニケーションが良好といった、雰囲気の良さが伝わってきました。セミナーでは冠動脈カテーテルやブタ心臓を用いた人工弁置換術などを体験でき、人材育成への熱意が伝わり、２年間の研修を有意義なものにできると確信しました。

当院は初期研修後に、後期研修も継続する先生が多く、当院のシステムを熟知し、後輩の面倒を親身にみてくれる先輩が多いことも、雰囲気の良さにもつながっていると思っています。研修先を手技の経験数を多く積める市中病院と迷っている方もいるかもしれませんが、エビデンスを含め、質が高く、安心安全な医療をきちんと教えてもらえる当院での初期研修は、非常に価値があると、私は考えています。