第6回移植患者の会リポート
平成27年8月30日(日)自治医科大学地域医療情報研修センター大講堂に於いて、第6回移植外科患者会が開催されました。80家族の参加を頂きました。ありがとうございます。
今年は夏の終わりの開催となった患者会。過ぎゆく夏を惜しみ、スタッフ皆で「ちょっぴり夏祭り」に挑戦することにしました。山田先生を中心にアウトドア部長の浦橋先生の助言の元、綿密??な計画を練り、張り切って望んだ当日、こともあろうか雨!!残念でした。
でもそこはパワフルなスタッフ!室内での決行に急遽切り替え、着々と準備をすすめ、無事の開催となりました。
慣れない作業にてんやわんや。行き届かない部分も多かったかと思いますが、子ども達は皆喜んでくれた様子、楽しい昼休みとなりました。
講演会では移植後の長期経過に焦点を当てました。自治医大移植外科の外来患者さんも330名を超え、そのうち85名が大学生?社会人となっており様々な悩みが出てきています。成長と共に自己管理となる服薬のこと、更に進学、就職、結婚、出産等々...皆さん様々な問題を抱えながら手探りで一歩ずつ歩んでいます。
今まさに成長の過程にある小さな患者さん達にも、病気と向き合いしっかりと自己コントロールをし、そして自分自身を大切にして欲しい、日々楽しく過ごしてもらいたい、ご家族の願いであり、スタッフ皆の願いでもあります。
今回講演会の後半、ご自身の体験を語ってくれた6名の患者さん。すばらしい内容でした。どんな励ましよりもずっとずっと心に響いたことでしょう。いつも心配しながら子ども達を見守っているご家族にもきっと沢山の答えを与えてくれたに違いありません。私たちスタッフも沢山のことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
これからも水田教授を大黒柱に、更に移植チーム一丸となって患者様のサポートに全力を尽くしたいと思います。
いつも患者様に寄り添う医療を心がけて参ります。
■当日のプログラム
■スタッフより
資料ご希望の方は外来にありますので尾沼コーディネーターにお声かけ下さい。
講演会の模様を撮影したDVDの貸出も行います。都合で参加できなかった方、是非ご覧下さい。