みんなの協力で「くすり」が出来る
「くすり」は試験管内の基礎研究や動物実験からだけで作られると思っていませんか?
- それは大きな誤りです。
なぜならば、人と動物とでは体のしくみが違うため、最終的には人で「くすり」の効き目や安全性を確かめることが必要になります。 - ?くすり」の効き目や安全性を確認するためには、実際にその病気の人に使ってもらわなければいけません。正確なデータを集めるには、たくさんの人に協力してもらうことが必要です。
- 新しい「くすり」は、医師や製薬会社の力だけで世の中に送り出されるものではありません。このように「くすり」の開発の中で最も重要な効き目と安全性を確認するため、患者さんをはじめ多くの方のご理解とご協力をいただいておこなわれることを「治験」といいます。
- ひとりひとりの参加によって、病気の人の治療に役立つ新しい「くすり」が誕生するのです。
- 治験に参加される方と医師との間で築くパートナーシップこそが、新しい「くすり」の開発の基礎となります。
- 病気で苦しんでいる多くの人たちに、1日も早く新しい「くすり」を届けられるよう、みなさんに「治験」のことを知ってもらいたいのです。