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- 220222 2021年度 働き方を考えるセミナー 開催報告
2021年度 働き方と考えるセミナー「?すべての医師?研究者に贈るキャリア支援の考え方?」開催報告
日時:2022年2月10日(木)、16:30-18:30 ZOOM オンライン開催
蓮沼 直子 先生 (広島大学医学部附属医学教育センター?教授)をお招きして、第1部: ワークショップ 一緒に考えよう、キャリアプラン、と 第2部:セミナー 医師?研究者を育てる ?コニュニケーションスキル?実践編? を開催しました。
第1部: ワークショップ
参加者は、講師の蓮沼直子先生のインストラクションのもと、配布頂いたワークショップシートを使って、それぞれ自分自身のキャリアアンカー(キャリア形成において重要視していること)を確認しました。次に、大谷翔平選手が花巻東高校1年時に立てた目標達成表を参考に、自分自身の最終的な目標達成に向けた小目標を具体的に計画し、練り上げていく過程を教えていただきました。最後に、キャリアステップアップシートで、現在の問題点からスタートして、明日やること、〇年後のゴール、やめること、どんなResourceを持っているか、などを確認しました。皆さん、ご自分の目標を実践的に立てる経験を楽しまれたかと思います。蓮沼先生本当にありがとうございました(第1部ワークショップ司会担当 がんゲノム医療部 柳沢 佳子)。
第2部:セミナー
第2部は『医師?研究者を育てるコミュニケーションスキル?実践編』と題してのご講演を賜り、ケアレスマン、イクボスプロジェクト、上司がしてはいけないことなど、支援する側とされる側のどちらにも心動かされるキーワードが満載で、アットホームな雰囲気の中、45名の御参加を頂き大変盛況な会となりました(第2部セミナー司会担当 皮膚科学 佐藤 篤子)。
参加者分布 (1部&2部 参加者合計 49名)
アンケート結果
参考になったことや印象に残ったことを教えてください。
?上司がしてはいけないことの具体的なアドバイスがためになりました。
?すべて参考になりました。コロナ対応などで落ち着いて聞けなかったことが残念でした。
?ケアレスマン、なるほどです。
?第一部の感想 自分のキャリアを具体的に描くきっかけになりました。第二部:支援する側、支援される側、どんな職種にも響く内容でした。
第一部で印象に残ったことは大谷選手の曼陀羅シートで、キャリアビジョン(目標)の実現には具体的なアクションプランを定めて日々実行していくことの大切さで、実例があるためより説得力がありました。第一部もですが、今回参加したのは、育児中の職員を含めたキャリア支援の強化をしていきたいと考えており、そのための基礎知識を確認したかったからです。蓮沼先生の講義には、そこに必要なことがポイントを押さえてまとめられており大変参考になりました。
?波乗りキャリアのはなし。学内でどのように施策を展開したらよいか。
?蓮沼先生のお話は経験値からのお話を交えており、説得力があってよかった。
?何もかも急いでやらなくてもいい、の一言
?ケアレスマン 波乗り型
?話しかけられることが苦手でしたが、話しかけやすい雰囲気がコミュニケーション能力に重要なのだと聞いて少しいい気分になった。
本日のセミナーの運営につきましてご意見ございましたらお書きください
?私は女性ですが、今回演者のみならず視聴者に女性が多いことが気になりました。今後は、結婚や出産する女性のキャリアアップについてよりも、性や結婚の有無に関わらず全ての人に対するフェアなキャリアアップを考える講演をより聞きたいと思います。
?アットホームな感じが良かった
?いい講師でした。
?学びの多い企画をしていただきありがとうございました。webで大変参考になる内容が聞けて良かったです。コロナが収束した場合も、webかハイブリッドで企画いただけるとさいたまからも参加がしやすいいです。時間については、業務との兼ね合いがあるので17:15以降(さいたま医療医センターの定時)だとさらにありがたいです。
?Zoomの良さがいかせていたと思いました。
?実際にお会いできないのが残念でしたが、WEBは遠方からでも参加ができるのでメリットも多いですね。
?すばらしい企画と、参加の機会を頂きありがとうございました。 第1部のセミナーに参加させていただきました。先生のご経験に基づくお話はとても説得力をもって心に響きました。今まさにライフイベントのさなかにある研究者や、これからさきのプランが見えにくくなっている研究者にとって勇気づけられるお話だと思いました。 都合で2部に出られなかったのですが、もし配信が可能ならお知らせ頂けますとありがたいです。
次回以降の働き方を考えるセミナーで話し合いたいテーマや、お話をお聴きになりたい方がいらっしゃいましたら教えてください
?残業などが習慣になっている人の認識をどう変えていくか等
?女性医師の働き方について
?同じテーマでより深く
?迷走期のキャリアの過ごし方のりこえ方
?パワハラやマタハラについて
?自治医大でのキャリア教育
?テーマは何でもよくて、実際の経験談が聞きたい。
自治医科大学医師?研究者キャリア支援センターは、来年度(2022年度)に開設10周年を迎えます。当センターあるいは大学へ期待することがありましたら、是非教えてください
?私のような50ちょっと前の年齢でも、女性の働き方や男女問わずの働き方改革による変化がうれしくもある一方、それが受け入れられているのか気になります。よりキャリア支援センターが周知されると良いかなと思っており、陰ながら応援しています。
?他の大学との連携や情報交換ができると良いと思う。
?キャリアの考え方についての文化を養生することにより大学として前進していくことが出来ると思います。
?医師?研究者キャリア支援センターの活動は素晴らしいと思っていましたが、看護師や他職種に関するキャリア支援についても大学として取り組んでいただけることを期待します。
?等身大のキャリアの磨きかた
?自治医大でのキャリア教育(医学部看護学部学生、研修医、卒業生)
?早くコロナが終息して、顔を合わせるセミナーの開催も楽しみにしております。セミナー後の雑談の方が話が盛り上がるような気がします。